投げ釣り入門(中級・もっと釣るために)

1. 釣果の差が出る考え方

もっと釣るためには 「遠くへ投げる」より「魚の通るラインを見つけて再現する」 ことが鍵になります。
同じ場所で粘るのではなく、距離・方向・リトリーブ速度・仕掛け構成 の4つを常に組み替えながらパターンを探ります。


2. 狙うスポットの精度アップ

見るポイント狙いの理由具体的アプローチ
カケアガリベイトが溜まりやすい段差に沿って平行に引く
小さな離岸流流れが弱い場所にベイト滞在波の切れ目・色変わりを攻める
ピンスポット(帯)群れが回遊する通り道釣れた距離・方向・巻き速度をメモ
海底の状態キスが居やすい状態か砂泥底が理想、磯混じりは回避

※「ポイントを当てる時間」=中級者の勝負!


3.データ化

✔ アタリの「位置情報」を正確に残す

記録例:

左15° 70m → 着底後5mサビき → 弱いコツ → そこから10m以内で2匹

中級者は 感覚で終わらせず言語化 が必須。
言葉にできなければ再現ができず、数が伸びない。

✔ 探り方バリエーション

探り方目的
V字投法範囲検査
タイトライン直線探り誤差を消し込み
5m刻み群れの確認


4. 引き方と探り方を深化させる

▼ 基本は「あたりがある位置を探る」

  1. 10〜20cmずつ ゆっくり 移動
  2. 数メートルおきに 止めて待つ
  3. 当たったら 巻きすぎず掛けにいく

▼ 速度を使い分け

状況範囲
活性高い少し速めで広範囲チェック
渋いズル引き+ポーズで丁寧に

5. 群れの把握と「拾い方」

見極め対応
同距離で連発距離キープ|方向も固定
方向だけ変化角度を微調整し直線を探す
1回のみで沈黙群れは移動中|思い切って移動

特に大会経験者は 5投以内に見切り判断 が鉄則。


6. サイズ狙いの考え方

小型と中型以上は 居場所が分かれる傾向 があります。

ターゲット狙いの傾向
数釣り手前~中距離の群れ
良型(20cm+)沖の変化+水深のある帯

さらに、早朝・夕まずめは大型率が向上 します。


7. コンディション別対策

条件変えるポイント
潮色濁り長めの誘い+大きめエサ
向かい風低弾道キャスト+軽い天秤
餌取り多い針数減、太めエサ、移動

8. 仕掛けの品質管理

中級者は 結束・針先・枝ハリスのクセ を常にチェックしましょう。
1本でも傷・ヨレが出たら交換 → 良い釣り手は「常に新品の状態を保つ」。


9. まとめ(中級者の伸びしろ)

  • 距離ではなく ラインを再現する技術
  • 群れの横移動を 読む・予測する
  • 仕掛け状態の ストレスゼロ管理

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