投げ釣り入門(中級編・もっと釣るために)
~東海つり具 投げ釣り担当Tより~
当方の地元、遠州灘の事を少しお話ししましょう。
遠州灘は東は御前崎から浜松前浜の舞阪海岸までと
浜名湖をはさんで西へ新居海岸から潮見坂海岸
さらに西方面、愛知県に入り渥美半島の先端、伊良湖岬までと風景が極端に変わります。
御前崎から潮見坂海岸までは、海岸(浜)の後ろ側は山は無くほぼ平坦地になっています。
県境から西は、浜の後ろ側は岸壁(山)になっている所が多く有ります。
遠州灘の場合、目で見るキス釣りのポイント探しでは
①海岸線の凹凸高低差、流れ(水は高い方から低い方に流れる)、離岸流の有る位置・・・など
②沖瀬の距離、波の打ち方(形)潮の流れ
③渥美半島では岸壁の谷になっている位置、小さな川の流れ込みの位置・・・などを注意して
経験を重ね合わせてチェックする。
チェックはポイントと思う所に投げて引いて見て底を確認する。
すぐにアタリが出れば良いが、アタリがなくて底が良くない場合には場所移動をする。
注)目で見るポイントは経験で積み上げて行くもので、自分が良く釣れた場所は良く覚えておく事。
その時の波の高さや色や天気や風や気温・・・等。
感覚から来る情報が大切です。
底を取る(海底の様子を知る事)例えば砂紋(凹凸)の大きさや硬さ
砂地、小砂利、泥地、大砂利…など、どこでアタリが来たか、これが大事です。
次の釣行の時ポイントを探す事に成りますが
その時、前回のアタリが来た底を記憶していれば同じ様な処を探せば良いのです。
釣果を上げるには何処の浜でも底を取る事は大事と思っています。
あと目に見える情報としては
遠州灘は遠浅の海岸が続くので、沖瀬、波の打ち方、潮の流れ、水色等を確認出来ます。
ただ、キスのポイントは、取り巻く環境の影響で、日々変化します。
釣行時、仕掛を投げて、海底をトレースして、山あり谷あり、その日のキスのポイントを探します。
これが、日本海になると、話は変わってくるかと思いますが
基本、海底の様子を知ることは、どこの海岸でも一番重要なことだと思います。
あとは、やはり経験の積み重ねですね。
■ フィールド特性と狙い方の戦略
① 遠州灘(サーフ)
- 波気・水深変化・離岸流・ヨブがポイント選定の基準
- 遠投性能と仕掛け回収の丁寧さが釣果に直結
- ベタ凪より適度な波気(波高0.5〜1m)がヒット率UP
- 縦の変化より横の変化を探る意識が重要
→ 同じポイントで粘るより移動と探りの精度が成果を左右
② 浜名湖(内湾・汽水域)
- 流れ・底質が多様 → 固定観念を捨てて引き感で評価
- ピンポイント勝負が多く、遠投依存度は低め
- クリアウォーター時は細軸・軽量オモリ・細糸が有利
- 夏〜秋はベイト付きのキスを回遊ラインで狙う
■ タックルの最適化
ロッド・リール
- ロッド:27~30号クラス、4.0〜4.25m
- リール:2500〜4000番、ロングスプールが理想
- ドラグは締めすぎず、糸ヨレ防止重視
ライン設定
| 種類 | メリット | 推奨号数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| PE | 飛距離・感度◎ | 0.6〜0.8号 | 風の影響に注意 |
| リーダー | 根ズレ対策 | 2〜4号 | 1.5〜2m結ぶ |
シンカー
- 基本:25〜30号
- 風・波・離岸流に応じて速やかに変更
- 「着底後に引き心地が重い=底荒れ or 流れ過多 → 立ち位置or角度変更」
■ 仕掛けとエサの精度向上
ハリ数・ハリタイプ
- 中級者なら3本針〜5本針が扱いやすい
- ハリはキス専用、7〜9号中心でローテ
- ロングハリスは潮流が安定した時に効果的(70〜90cm)
エサワーク
- イシゴカイ・アオイソメ
- 最重要点はまっすぐに付けること
- 常に新鮮な先端を使い、1〜3cmで細身に
■ 攻略アプローチ(実釣テクニック)
基本手順
- 広くサーチ:扇状キャスト+巻き速度変化
- 情報収集:引き感で底質判定
- アタリ位置を記録:カウントと方向をセットで記憶
- 再現性の追求:同角度・同距離へ精密キャスト
引き方のポイント
- 砂地 → ゆっくり丁寧、止め要素を入れる
- 起伏エリア → 軽いテンションで底をなめるように
風・波への対応
| 状況 | 戦略 |
|---|---|
| 追い風 | 飛距離UP → 広域探索 |
| 向かい風 | 重めのオモリ+低弾道キャスト |
| 濁り | 太ハリ・大きめ餌・アピール重視 |
| ベタ凪 | 細仕掛け+活性ポイント速探り |
■ 釣果に差が出るルーティン
- 10投して反応ゼロなら必ず移動
- 着底後の底質変化をメモ
- 釣れたキスの状態を観察
→ 体色・サイズ・脂乗り=ポイント評価材料 - 飛距離記録はPEラインの色+秒数で管理
■ シーズン別戦略ポイント
| 時期 | 状況 | 狙い方 |
|---|---|---|
| 春 | 小型・散り気味 | 軽量仕掛けで丁寧に広範囲 |
| 夏 | 広範囲・数釣り | 遠投+サーチ重視 |
| 秋 | 良型混じり | 変化点を精密に攻める |
| 冬 | ピンポイント | 情報力と忍耐が鍵 |
■まとめ(中級者の伸びしろ)
- 距離ではなく ラインを再現する技術
- 群れの横移動を 読む・予測する
- 仕掛け状態の ストレスゼロ管理
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